競技かるたのスペシャリストを目指すには,ニャンでも,日々の努力の積み重ねが大切なんだとか。言い換えれば毎日毎日,練習を積み重ねなければ,上の級への昇段は望めないそうニャンだなぁ,これが。
 そうは言えども,対戦相手がいない,読手をしてくれる人がいない,時間がニャイ……本当,ないない尽くしで練習なんてできない!!
 多くの方々がそうおっしゃる。しかし,そんな中でもまず,自分にできることは何か,じっくりと考えてほしい。
  ということで,考えるヒントになることを祈りつつ,今日はドラネコ君がこのホームページを作っていく過程を紹介します。
 ドラネコ君は今のところ,休日に南沢さんをせっついて,音源を録音してもらったり編集してもらったりしています。そんな状態で,音源の更新は滞っています。体験コーナーの音源数はまだまだ足りていません。当初思い描いたペースでの更新も難しい状況にあることが,最近わかりました。
 ドラネコ君は,平日は自分のエサを見つけるのに忙しく,ボロ雑巾のようになって帰宅した後,十五分くらいかけて日記や各コンテンツに手を入れます。更新作業は朝,出かける前になることもあるんですけれどね。
 それでもドラネコ君がエサヲ探しに行く先には,いろいろなところに音声パソコンがありますので,夕方五時を過ぎた頃,自分のページへ行って十五分くらい遊ぶようにしています。
「楽しいページになっているかな?アップされている音源はきちんと使えるものになっているかな?」
そんなことを確かめるために,机の上に札を並べたつもりになって,音源を聴きながら四人一首をやってみます。
 何度かやっているうちに,札がなくとも簡単に次に追加される札を思い浮かべられるようになります。また,正しい札を取れたのか,それともお手つきをしてしまったのか,瞬時に判断できるようになります。なおかつ札を使わないことで,どこかへ飛んでしまった札を探す手間もありません。
 そのうちに,場に四枚の札を置くだけでは物足りなくなってきて,使う十枚の札を横に五枚,縦に二列といった具合に並べ,それを覚えて遊んでみます。
 今では十枚の札の並びを頭の中で自由自在に置き換えて,さまざまな並び順で札を取る練習をするようになり……。
 これをくり返す中で,日々,札の配置を覚える時間や,ランダムに並んだ札を正確に取る制度が上がってきていることを実感しています。
 毎日,短時間でいい,くり返しくり返し続けることにより,鍛えられる能力があります。やってみなけりゃぁ分からない。四人一首なんて単純すぎて面白くないとか思っちゃったみなさんも,是非,だまされたつもりで,このページ上にある音源を聴きながら,四人一首をさまざまに楽しんでみてください。
 百人一首のスペシャリストへの近道が見えてくるかもしれませんよ!!