平成30年9月,ヘラクレス・ヘラクレスという,世界最大のカブトムシの卵を育て始めました。それが今,どうなっちゃっているか。そして,これからどうするか。そんなことをつらつらと紹介させていただこうかと。さぁて,どんな情報を発信すると,読み手が喜んでくださるか,じっくり思案しつつ,いろいろと書いてまいりますよ。ではお楽しみに!!
令和2年1月6日 月曜日
 今日は音楽室のとなりのとなりの学習室に飼っている6頭のヘラクレスヘラクレス幼虫のオガクズを新しいものに交換しました。
 1頭は昨年3月に生まれた幼虫で,某fコンさんという大阪の業者さんから取り寄せたものです。6頭購入した中で,たった1頭,昨夏の酷暑を乗り切った幼虫です。しかし夏が暑すぎたためか,成長は芳しくなく,現在50グラムくらいでしょうか。肌の硬さ加減から言えば,もう間もなく蛹室を作り始めるような段階です。
 残り5頭は,昨年7月生まれです。こちらは涼しい環境で夏を越したのですが,その後の成長は芳しくなく,おまけに今回1頭が★になっておりました。
 生存している4頭は現在20〜30グラムくらいでした。
 宇都宮の夏,鉄筋コンクリート建築エアコンなし環境では,ヘラクレスヘラクレスはほぼ生存不可能ということが分かりましたので,今年は6月から,幼虫たちを避難させることにします。子供たちに観察させてあげられないのは心苦しいのですが……。
11月18日 月曜日
 音楽室のとなりのとなりの学習室に私が置いている簡易温室のフタを確認のため開けてみると……。
うわぁ大変!!事件ですよ事件……。
幼虫がお亡くなりになった時特有の,ものすごい臭気が,温室内を満たしていました。こういう時には,お亡くなりになった幼虫をすぐに地中深く産めなければなりません。そこでその作業に入りました。
 ところが……。更なる事件が私を襲いました。
 いきなり右手に強い激痛……と思ったら,てっきり死んだと思っていた幼虫に,思い切り噛みつかれていました。
 幼虫はお元気だったのです。しかしこの臭気の原因は……。とりあえず不明ということで,明日にでも新しい土に入れ替えます。子供たちがまちがって簡易音質のフタを開けでもしたら,大変な騒ぎになること間違いなしです。あぁ恐ろしや,恐ろしや……。
11月11日 月曜日
 お久しぶりの更新です。最後まで動いていたヘラクレス・ヘラクレスのサナギ君は,みんなで観察し過ぎた結果,天国に召されてしまいました。ということで,今後は卵から1年半経過したオス幼虫は,大型ケースに入れて半年放置することにしました。多分これで大丈夫。私が興味本位でほじくり返さないよう,長野県の実家の野菜収蔵庫にでも入れて,忘れておくことにします。
 話は代わりまして,1年生と2年生を対象に,7月生まれのヘラクレス幼虫と,8月末生まれの国産カブトムシ幼虫の比較観察会を実施しております。
 な,何と,今の時点では,国産カブト幼虫のほうがはるかにでかくなっています。ひょっとすると秋のうちに,成長しきっちゃって,春には成長が止まってサナギになるだけってのが自然な状況なのではないかと思われるほど。
 それに比べてヘラクレスヘラクレスの幼虫は,まだ20グラムくらいで推移しております。ここからグーンと伸びていくんだろうけど,小学生の予想を見事に裏切ってくれて,うっしっしって感じです。
9月26日 木曜日
 動いていたサナギ君,何と動かなくなりました!!と思っていたのですが,目の見える小学生が状況を教えてくれました!!調スローモーションで足を動かしているそうです。羽化は近いカモ……。
 色は濃いつやつやしたカリントウ色だそうです。結局そういう色になるんですね?きちんと成虫になることを祈っております。
9月9日 月曜日
 動かなかったサナギ君。天国に旅立っておりました!!多分,夏の暑さがまずかった。やっぱ30度を超えない場所で保管するのが鉄則らしい……。よい勉強をしました。
 ところで,天に旅立ったこのサナギ,びっくりなことに多分旅立って1カ月くらいだと思いますが,腐っていません!!サナギの外皮って,こんなにも内部を守る作用が強いのかと,めちゃくちゃ驚かされました。
 幼虫からサナギになると,サナギの外皮の中は一度,ドロドロに溶けて液体状になります。そして新しく体の内部が構成されていきます。
 活発に動いているサナギ君は,サナギになって1カ月以上経過していますが,もう,きちんと内部はカブトムシっぽくなってきています。
 しかし動かないサナギ君,角の部分を確かめてみると……。内部は液体状です。角の形の丈夫な袋に,液体が充填されている感じ。ちょっと力を入れて折り曲げようとすると,簡単に折り曲がりました。あらぁ……ってな感じです。
 8月下旬,涼しくなってきてから,ほっとしたのかどうなのか,お亡くなりになった,結構大きな幼虫がいました。明らかに次の日には腐敗が始まり,ものすごいにおいになりました。しかしサナギ君は。絶命しても多分そのまま腐らずに,水分だけがかなり長い時間かけて抜けていき,ミーラ状態になるのかもしれません。しかしそうなるかどうか実験するのもためらわれますので,このままナムナムナムナム……ってことで土にお帰り頂くことにします。長い間,楽しませてくれてありがとう……。
9月3日 火曜日
 動くサナギは相変わらず元気に動いています。動かないサナギは……。
 カリントウ娘に教えていただきました。色合いがものすごく変化しているといいます。シワが異様に増えて,艶が消えて,まるで枯葉のようだといいます。でも腐っていません。相変わらず動きません。相変わらず,
「どぉなんだぁ?」状態です。
 そういえばヤフーニュースにサナギについての面白い記事が掲載されました。是非読んでみてください。
○記事ページはこちら
8月29日 木曜日
 オスのサナギ2匹,理科室の飼育ケースに横たわっています。一匹は私手作りの百均オアシスを使った人口蛹室に,そしてもう一匹は天井をうまく取り外した元の蛹室に転がっています。
 先週水曜日,オアシス蛹室のサナギは元気に動くのですが,もう一匹は微動だにしない状況で,もしかすると死んでしまっているかと心配しました。その心配は今日現在も払しょくされておらず,動かない状況には変化ありません。
 子供たちに見た目の様子を教えてもらいました。動いている方は,こんがりあげたてのコロッケの色をしているそうです。動かないサナギは,黒光りしたカリントウ色だそうです。
 においをかいでみました。幼虫が死んでしまった時のようなにおいは全くしません。つついてみても,腐り始めているような感じは全くありません。どうだ?どうだ?どうなんだぁ??生きているか,残念か。延々と答えをひきずるどっかのテレビ番組のクイズのようです。しばらくほったらかして様子を見ます。
8月21日 水曜日
 酷暑の中,2年間かけて育ててきたヘラクレスヘラクレス君のオスの特大サナギ2匹は,かろうじて生きながらえておりました。
 しかし,あきらめの気持ちでケースをひっくり返してしまったら,見事にサナギのいる部屋が壊れてしまいました。
 100円ショップのダイソーで,生花をする時に使う吸水性の強い「オアシス」という発泡スチロールもどきを買ってきて,サナギのお部屋を作りました。
 盲人の手の感覚を馬鹿にするなかれ!!です。見事に元の部屋の形を再現し,なおかつ小学生が観察できる窓まで作ってしまいました。そしてめでたくサナギ君たちは,そのお部屋に収まっています。
 それにしても本当,大反省です。暑さによる惨憺たる状況を招いたのには,いくつかの要因がありました。夏休みの学校は灼熱地獄。そして私のおんぼろ借家に至っては,もっとひどい灼熱地獄です。その点,長野の実家はきちんとした建築で,最高気温30度止まりですが,置けるスペースがかなり限られているということで,今後私が育てられるヘラクレスヘラクレスのマックスの数は3頭くらいかな……。卵を産ませるにしろ,宇都宮大学でヘラクレスヘラクレス飼育教室を開くにしろ,作戦を根本から見直さなければなりません。そうは言いますが,まぁ難しい……でしょうか。
8月20日 火曜日
 昨日は大惨事でした。今夏の理科室の最高気温36度。小さな入れ物に収納していたヘラクレス君の幼虫たち,のきなみ天に召されました。大きな入れ物に収納されていたサナギは,かろうじて生きていました。
 幼虫が増えすぎて困るだろうと思っていたところに,この状況……。宇都宮大学で,ヘラクレスヘラクレス飼育教室を開く計画は,残念ながら断念する方向となりました。
 一方,オオクワガタ君たちの幼虫は順調に育っております。宇都宮大学はオオクワガタ飼育教室に切り替えです。
8月5日 月曜日
 中央小学校のカブ姫様,何といきなり昇天してしまいました。私が成虫まで育て上げた記念すべき第一号でしたが,卵を産みつくして天国に召された感じです。
 結局いくつの卵を産んだかは,今のところ不明なのですが,多分100は超えたと思います。
 7月7日の土曜日,1年生と2年生の公開授業で,子供たちとカブ姫様の卵を飼育ケースから見つける活動をしたのですが,合計40匹?個?の幼虫やら卵やらが出てきました。その後約1カ月。それまではだいたい,一日に2個のペースで卵を産んでおりましたので,多分これから飼育ケースを探すと,60匹?個?の幼虫やら卵やらが出てくるはずです。多分……。
 もちろん全部私が育てるなんてことは不可能ですので,どうにかこうにかよい方法を考えます。