令和元年6月17日,理科室で金魚を飼い始めました。
 今回は,小学生にもちょっと無理すればお小遣いで揃えられる範囲の飼育用品を使い,特訓飼育です。実は私,今までも驚くべき飼育法(多分一般人の常識からはかけ離れたとんでもない方法)でたくさんの金魚を育ててきました。
 ところで<金魚の特訓>って何やねん!?と思われているアナタのために,今回の特訓で目指す成果と,とんでもない方法の実際を,具体的に解説します。
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○今回飼育している超ハイスペックな金魚の詳細はこちら
令和2年1月6日 月曜日
「南沢先生,金魚水槽が!!」
慌てふためく副校長先生の声。
 な,何と,金魚水槽に酸素を送るエアポンプが一台,故障して動かなくなっておりました。冬でよぉございました。金魚は全て無事でした。
 早速,一時しのぎですが,別のポンプから酸素を供給できるようにしました。
 それから3週間ぶりの水替え。水温5度って,めちゃくちゃ冷たいです。スポンジでおもちゃみたいな水槽の内壁を磨き上げ,敷いてある砂利をじゃりじゃりとかき回し,ふたをして中の水を全部捨て,そこへ水道水をじゃじゃじゃぁ……っと。
 作業を終えて職員室に戻ると,両手がパンパンに腫れて,まるで野球のグローブをはめたように固くなっておりました。
 明後日から子供たちが登校してきます。そうしたら子供たちに金魚の様子を教えてもらいます。
12月17日 火曜日 冬でも変化が……。
 金魚にエサを与えて観察している子供たちが,エサを与えなくてもよい今の時期になっても,金魚への興味を失っていないようです。
 泳ぎ方や動き方を見ながら,適度にエサを与えているようで,その様子を説明しに来ます。
 その説明の中に,面白い事実を知りました。何と,水温の高い時期に成長した金魚に比べ,今の時期は小さめの金魚たちの成長率が,大きな金魚より高そうなんだとか。明らかに大小の差が知事待っている……ような気がするんだそうです。
 もしそうであるとすると,学術的に大変大きな生命メカニズムの定理が導き出されることになります。
 話は飛びますが,今年は秋鮭が記録的な不漁だそうで,その理由として日本近海の急速な温暖化が挙げられております。
 にも関わらず,水温のかなり高い場所へ帰って来た鮭も,確かにいるのです。
 ということで,魚が温暖化や寒冷化にある程度対応するための,遺伝子に組み込まれた生命メカニズムがあると,私は考えます。
 夏場に著しく成長した金魚,そして冬場に成長している金魚。これが同じ兄弟として,同じ二親から生まれているという事実。これと似たようなことは,オオクワガタ飼育でも確認しております。いやぁ実に面白い!!
 真相を突き止めるのは,私ではなくて,中央小学校の小学生たち??かな??
12月11日 水曜日
 今日は久々に金魚のお話。土曜日に寒気が去った後,異常気象的な暖かい空気が宇都宮に到来。理科室の金魚水槽の水温は18度まで上がりました。そこで子供たちには,金魚にエサを与えるよう指示しました。
 さて,以前の日記でお知らせしたとおり,一般人の金魚飼育日記で感動したページを紹介します。
○金魚迷惑!!
 私も勤務する小学校の理科室に勝手に飼育ケースを置いて,金魚を育てている都合,超金魚迷惑なことをやっておりまして,ページのタイトルに『金魚迷惑』と書いています。
 ひょっとして同じように周囲に迷惑??をかけつつ金魚を飼育している人たちの奮闘記があるのではないか??と思って検索して見つけたページです。
 これほどまでに愛情をもって金魚に接している方はいないかな??でも,小学生には命の尊さを痛感していただくにはものすごく適したページと感じました。
12月10日 火曜日
 伊勢海老君は,人工海水に浸かった翌日,私のお腹に入りました。死んでしまったわけではないのですが,若干弱ってしまったのでした。
 早速に原因分析。
 海水の塩分濃度は約3%。結構塩分をたくさん含んでいます。エビの体内の塩分濃度は約0.55%。エビの細胞壁を隔てて,外側が3%,内側は0.55%。細胞壁は水に溶けた塩化ナトリウム分子が通過できない構造になっていますが,水の分子は通します。
 放っておけば水の分子は塩分濃度の低い方から高い方へと移動します。そして自然の作用としては,エビの体内の水分は外へ出ていきます。体内と体外の塩分濃度を同じにしようとする自然の作用で,水分子が動くわけですね。
 それを,エビの体力で海水から水分子をたえず取り込み続けて,体内の塩分濃度を0.55%に保つわけです。
 ということで体力が衰えた伊勢海老君は,体内の水分を,浸透圧で体外の海水に奪われてしまうのでした。そこで次の手。
 体力の落ちた伊勢海老君を手に入れたら,次は塩分1.5%の人工海水に浸してみます。それがダメなら1%,それでもダメなら2%。どこで体力回復が実現できるか。こういうところに研究の楽しさが潜んでいます。
12月4日 水曜日
 この前の日曜日,三重県の漁協から伊勢海老が5匹送られてきました。一番大きなヤツは500グラム超えで,届いた時に既に若干弱っていました。ということで即,お刺身になって,私のお腹に入ってしまいました。
 次に大きかったヤツ,体重400グラム強。2匹いたのですが,あばれて触角が折れてしまったので,エビチリになって私のお腹に入ってしまいました。
 残り2匹。300グラム弱。これがまた元気でギューギュー泣きながらドッタンバッタン。朝の時点でも大変な騒ぎをしておりましたので,夕方,大きなホームセンターで,人工海水の素10リットル用380円というやつを購入して,人工海水漬けになっていただきました。飼おうかどうしようか……。
 例によって金魚飼育のためにストックしてあった15lプラスチック飼育ケースに入れたところ,夜遅くに大暴れ!!あっちゃかちゃぁ……みたいなことになっています。
12月4日 水曜日
 冬場の常温飼育というのは,やることがなく,少々手持無沙汰です。いつも金魚の世話をしている子供たちも,エサを与えることを禁じられ,退屈そうです。
 私が様子をたずねると,返ってくる言葉は,
「相変わらず元気ですよ!!」
(ボキャブラリ少な……(私の心の声))
 このままでは理科室の金魚は子供たちに忘れ去られるかもしれません。そこで考えました。こういう時こそ,世の中で飼われている金魚たちの様子に目を向けてほしい……と。
 いやぁ,ネット上の金魚の飼育日記ってのは,実にバラエティーに富んでいるもんだなぁ……ということを実感しました。それも業者とかプロのブリーダーさんの記録より,一般の方々の飼育日記の方が遥かに面白い!!みたいな。
 そのうちに「面白い」とか「考えさせられる」とか「子供たちに読んでもらいたい」と感じるようなページを紹介します。
12月2日 月曜日
 相変わらず金魚は6月17日に長崎から届いた11匹,健在です。錦鯉は4匹,元気にしております。(理科室に来て1週間目に1匹お亡くなりになり,子供たち大騒ぎしたのですが,その後は大丈夫。)
 今朝は理科室の金魚水槽と錦鯉水槽の掃除をしました。水温は8度。これくらい下がってくると,水が冷たくて冷たくてもうたまりません。多分エサヲ与えたらぽつぅらぽつぅらは食べるのでしょうが,こんなに冷たい水に手を突っ込んで水槽を掃除するのはこりごりですので,子供たちにはエサを与えないよう指示することにしました。金魚と錦鯉,いよいよ冬眠です。一年で一番手のかからない時期に入りました。(誰かが無茶なエサやりさえしなければ……のお話ですが……)
11月13日 水曜日
 昨日,中央小学校の金魚の兄弟たちが,
長崎のトップブリーダーS氏の金魚販売ページ
で売り出されました。一番安い子で,1匹3000円。それでもガンガン売れてしまうスーパー金魚の兄弟が,中央小学校の理科室にいるなんて,子供たちは夢にも思っておりません。そこのところ,意識してもらえるよう,情熱を傾けて,金魚を美しくでかくしていきます。
11月20日 水曜日
 今日で今年度の宇都宮大学を会場とし手行った,化学お楽しみ広場から1カ月となりました。科学お楽しみ広場では,カリスマ錦鯉ブリーダーの栗原氏による,錦鯉の総数500匹プレゼント企画が行われ,私も5匹ほどいただいてきていたのでした。
 2週間目に銀鱗黄金が,消化器系疾患から誘発された尾腐れ病により,天国に旅立った後,残りの4匹は元気に暮らしております。
 それにしても命というものは,小さくとも,子供たちの心に大きな重みをもって受け止められているようです。金魚にエサを与えている子供たちが,鯉にエサをあげるのが怖いと,口々に言います。結局,私が時々,鯉にエサを与えることになりました。
 同時に子供たちの関心は金魚に傾き,すぐ隣の水槽に泳ぐ錦鯉への関心は若干薄くなっている感じです。面白いものです。というか,人間ってそんなものかもしれませんが,いつでもエサを与えて大丈夫な金魚,そしてそれにうれしそうに反応する金魚への愛着が高まり,エサを与えたらどうなっちゃうか未知数な錦鯉は敬遠され,それが積み重なると関心も薄れ……。
 関心を薄れさせないために,教師サイドができることは,たくさんあるだろうってお話でした。錦鯉に限らず,子供たちが学ぶべきこと,経験すべき[一つ一つに言えることかもしれませんが……。
11月11日 月曜日
 理科室の平均水温が14度程度で推移するようになりました。子供たちには餌を控え目に与えるよう指示しました。水のにおいで水質を推し量っていますが,生臭さがほとんど出ていないので,水替えを月曜日と木曜日の朝に行うことにしました。さらに水温が低くなったら,水替えを2週間に1度程度にして,底砂を厚く敷いて,エアポンプのエアーでぐるぐる回る水車とか,竜宮城とか,いろいろとデコってみようと思っています。そういうのも情操教育になるかも……とか勝手に思う今日この頃です。
10月31日 木曜日
 成長頭打ちかも……。
 9月に15l水槽じゃぁいかんせん狭すぎるだろうってことで,ズルっ子して30lプラスチックオンボロ飼育ケースに変更してしまったのですが,最近,成長が鈍化してきているような感じがしています。一番大きな金魚が現在11糎くらいだそうですが,どうも最近,成長している感じはしません。エサはちょっと高価なランチュウベビーゴールド300グラム600円ちょいとなっておりますが,バクバク食べております。水温は20度前後をキープしており,本来は絶好の成長時期なのですが,どうしたことか……って感じです。やっぱり金魚は飼育容器の大きさによって成長を自分から抑制してしまうものなのだろうか……。
 小学校の理科室は,一応教育現場ですので,命を大切にするという観点からすると,色のよくないものをサヨナラしてしまうというのはNGでして,11匹を延々と育て続けなければなりません。でも金魚でかくしたい,でかくしたい,でかくしたぁい!!ってことでそのうち30lプラケースを増やしちゃうカモ。
 一つ,いいことに気が付きました。ランチュウベビーゴールド,お高いだけあって,水に生臭さが出にくいことが分かりました。
10月29日 火曜日
 10月21日に立ち上げた錦鯉水槽,25日の金曜日に調子を崩しました。たまたま放課後子供教室の先生が,26日開催のオオクワガタ飼育教室の準備に,理科室を訪れた際,1匹横になっている錦鯉を発見。私はただちに水槽の水を交換しました。そして食塩を165グラム測ってもらって,そのまま水槽に投入。錦鯉さんたちには0.55%の塩水浴に入っていただきました。
 28日に,子供たちが,錦鯉の様子が変だと知らせて来ました。一匹横になっていた錦鯉は,末期の尾腐れ病の症状を呈し,青息吐息でした。仕方なく隔離飼育に切り替えたのですが,29日,御臨終とあいなりました。ナムナムナム……。
 他の4匹は尾腐れの症状を呈していませんが,1週間エサ切りをして,体調を整えることにしました。
 今回の症状は,御遺体の腹部が異様に膨らんでいたことから,エサの与え過ぎによる内臓疾患が引き起こした症状と考えられます。早速,普段エサを与えることを楽しんでいる子供たちを集め,今回の顛末を説明しました。
 命の尊さを伝える投げかけができたのだろうか……。錦鯉の消化器系は,金魚とは比べ物にならないほどデリケートなことを思い出しました。
10月21日 月曜日
 昨日は,毎年恒例の,宇都宮大学峰キャンパスを会場と下,理科教育研究会主催の,『科学お楽しみ広場』のお手伝いに出かけてきました。
 私がこの企画に関わり始めて今年で11年。いやぁ,それにしても来場する子供の数がずいぶん増えました。最初は30人くらいだったと思いますが,今は300人を超える子供たちが来ています。
 毎回,ゲストで,埼玉県のカリスマ錦鯉ブリーダー栗原氏が,たくさんの錦鯉の稚魚を連れて会場にやってきます。今年も無料配布用500匹,それからジャンケン大会の優勝者にプレゼントされる飼育用水槽セット8セットをもって,かけつけてくださいました。
 私は今年から『オオクワガタ幼虫を育ててみよう』ブースを担当することとなり,錦鯉ブースには常駐できませんでしたが,栗原氏とたくさん話をしました。
 栗原氏をこのイベントに最初に招いたのが私であることから,ブースの担当が代わっても,話す機会はたくさんあります。
 今回も興味深いお話をたくさん聴くことができました。その中で興味深かったお話が二つありました。
「何故,塩素中和剤が必要か」そして「温度と色彩の変化について」の二つです。
 まず一つ目。塩素は漂白剤にも使われている通り,脱色作用があるので,鮮やかな体色を保つために中和しているそうです。
 二つ目。水温が30度を超えると,色素の質のよくない個体は,色が飛んでしまうとのこと。高水温で色飛びを防ぐためには,絶食が効果的だそうです。ちなみに中央小学校の理科室は今夏,水温34度まで上がっておりますので,色飛び限界をかなり超えていると思われます。
 そこで心配になることは,今,理科室にいる金魚。高水温や塩素の影響をどの程度受けているかいないかということ。
 そしてそれを検証する第一歩は,錦鯉を理科室で飼育して,1年後,どうなっているかを栗原氏に診ていただくことが一つの手だろうということになりました。
 斯くして明日から,理科室で錦鯉の稚魚を5匹飼育することとなりました。紅白が2系統(鮮やかな赤のものと,柔らかいカキ色の2系統),昭和三色(白地に墨が乗り,その上に鮮やかな赤が乗っている鯉),全身がオレンジの鯉,そして金色に輝く黄金(ウロコが乱反射してきらきら光る銀鱗タイプ)の5匹です。
 塩素中和剤を使わず,夏場は高水温にさらされ,さらに日光もほとんど当たらない状況の小さな水槽で,どの程度鑑賞価値を保つことができるか。妙チキリンな研究の,はじまりはじまりぃ!!!ってやつです。どうなるか,結果をお楽しみに!!
10月7日 月曜日
 毎日毎日,6年生の音楽の授業で鑑賞した「木星」の鑑賞プリントにコメントを書き続けています。一緒に授業をしているN先生が,プリントを全部読んで,ICレコーダーに録音してくださったのを,パソコンで文字おこしをして,コメントを書いていきますが,それがなかなか大変です。
 1時間に3枚のペースで作業するのですが,途中で集中力が途切れるものだから,そのたびに理科室に行って,水槽にパラパラパラァってエサを撒いて。
 子供たちが口々に,
「先生,金魚がお相撲さんみたいな体形になっています!!全然長さは伸びないんですが,すごい肥満体形です!!」
とうったえてきます。犯人は私です。皆さま,私には極力ストレスを与えないようにお願いします!!金魚が太りますから。
10月2日 水曜日
9月2日現在の情熱金魚
 金魚は11匹,元気です。9月16日に,金魚が風邪をひいた話を書きましたが,それはやっぱり3日で完治し,それからまたバクバクとエサを食べています。
 そういえば子供たちが不思議なことを言っていたのを思い出しました。金魚は新しい入れ物に入れて風邪をひいた後,1週間で,一回り大きくなり,その後,成長が止まったみたいだとか。
 いろいろと原因を考えてみたのですが,どうも0.5%食塩水は金魚の成長を助長するのではないかという結論に至りました。
 というのも私,それを裏付けるべく,いつも与えている金魚のエサを自分で食べてみたのです。まずぅ〜い!!ってのは言うまでもないのですが,塩分を全く感じません。まだランチュウベビーゴールドには代えていないのですが,これじゃぁなぁ……って感じです。金魚を情熱的にでかくするために,ちょっと栄養バランスを考えます。
9月26日 木曜日
 お久しぶりの更新となってしまいました。現在,一番大きな金魚は9糎ほどになっております。色は若干カラフルになってきたようです。ただし,子供たちの説明をきいているかぎり,まだ金魚本来の色は出ていないような気がしております。
 白いものは,正確には白でなく,うすい肉色だそうです。寒天ゼリーの中に肉の塊があるような,そんなイメージだとか。
 他に,そのうすい肉色に,黄色っぽい色がのっているもの,オレンジの模様が出てきているもの,全身朱色に近くなっているものがいるそうです。
 9月16日,この金魚たちの兄弟がどうなっているか,
長崎県のカリスマ金魚ブリーダーS氏のホームページ
で確認しました。何と一番大きなものは15センチを超えてきているそうです。
 思わず飼育ケースを容量15lから30lに交換しちゃいました。反則???いやいや容量30lのプラケースは2000円以内で手に入りますので,ぎりぎり小学生のお小遣いで何とかなるかなぁ……ってことでセーフ……かな??
 それから,エサもハイスペックなものに交換することにしました。キョーリンのランチュウベビーゴールド300グラム600円。今までは水に浮くタイプの,消化のよい安いエサを使っておりましたが,いわば毎日ポップコーンを食べさせているような感じでいまいち育ちが悪かったかと。
 今度は今までに比べたら,ビーフステーキ並みに栄養価が高いエサとなります。しかし,消化という点においては,今までのエサより劣ることは否めません。
 そこで今までのエサを限界まで多く与え,胃袋を大きくしておくことにしました。ところがです。
 昨日,5匹入り水槽の子たちが調子を崩し,全くエサヲ食べなくなりました。いわゆる風邪をひいた状態ってやつです。
 ということでしばらくは金魚君たち,風邪の治療に入ります。といったって,毎朝水を交換した後に,水槽の水に食塩15グラムを溶かすだけで,エサは今まで通り与え続けるのですが……。
 乱暴な飼育のように感じられるかもしれませんが,これで3日もすれば体調は万全になってしまいますので,不思議なものです。
9月4日 水曜日
 夏休み明け,初の金魚の体長計測をしてもらいました。夏休み中に長期間,エサを与えられなかった都合,伸びはいまいちです。一番大きくなったもので,体長7糎をやっと超えてきた感じです。来年6月に17糎は若干難しいかなぁ……と感じる今日この頃。いやいやあきらめずに頑張ります。
8月29日 木曜日
 金魚を見た子供たち,腰を抜かすほど驚いて,私のところに報告に来ました。カラフルとまではいかないけれど,色がついたそうです。
 子供たちに様子を詳しく教わりました。11匹中,多分全面白が3匹。「多分」というのは,白に金色が混じっていて,雪のような白ではなく,これから色が上がってくるかもしれない……という感じの白だそうです。11匹中,最も成長した子,真ん中ら辺の大きさの子,そして極端に1匹だけ成長の遅れている子が,白い感じだそうで,最も大きな子と,一番小さな子の「白」の質がちがうような気がする……とのことでした。
 その他はオレンジがかっているものが6匹,まだ色が変わっていないものが2匹だそうです。
 オレンジ色の6匹の中で,模様が出始めているものが1匹いるそうです。頭が鮮やかな赤,ボディーはオレンジ色の濃い部分と薄い部分のムラができている状態で,まだ「美しい」とまではいかないそうです。どちらかといえば,白っぽい3匹は,金魚すくいで見たことがない感じがして,きれいだそうです。
 さてこの子たち,どれが一番きれいに育つのでしょうか??機会があれば子供たちに写真でも撮らせてご紹介できたらと思っています。
8月22日 木曜日
 今はケースAに6匹,ケースBに5匹という形で金魚が収納されておりますが,大きさにずいぶんと個体差が出てきたようです。ということで夏休み明けにケースを4つにし,大きさ別飼育にしていきます。
 最終的に一番美しくなる金魚は成長のはやいものなのか,それともそうでもないものなのか……。いろいろなところに興味のネタが転がっていて,ますます楽しくなりそうな予感です。
 金魚はカブトムシやクワガタに比べて,ずいぶんと丈夫な生き物のような気がしています。多分水温38度までは耐えられそう。今夏の水温はマックス33度でした。
8月20日 火曜日
 8月5日時点で暑さのピークを越えたと思ったのは,大間違いでした。理科室の今夏最高気温は36度。金魚は……。生きておりました。ずいぶんと赤く色づいているらしく,金魚らしくなってきたと,周囲の先生方が教えてくださいました。いよいよ夏休み明けを迎えます。11匹の金魚,ガンガン大きくしていきます。
8月5日 月曜日
 今年の暑さはピークを過ぎました。暑い暑いとはいえ,去年よりはずいぶんと気温の低い夏です。
 ところで,私は,勤務している小学校で校内放送の担当をしております。そうすると,
「去年の今日はどんな放送をしていたかな?」
「去年の今頃は,どんな放送をしていたかな?」
ということが,ふと気になったりします。調べてみると……。
 去年は6月末から毎日のように,
「校庭の気温が35度を超えましたので,休み時間は教室や図書室などの涼しい場所で過ごしてください。休み時間には必ず水分補給をするようにしてください。」
という放送を流しておりました。今年はこのような放送は1回もありませんでした。去年は理科室の温度が38度を超えましたが,今年は33度止まりです。
 さてさて,全国的な統計からしますと,一年で一番平均気温が高い日は,8月5日,6日のいずれかということになります。ここからは気温が下降傾向をたどるわけですね。ということで今年の秋は例年より早めにやって来るでしょう。金魚君たちも多分超元気に大きくなってくれそうです。
8月2日 金曜日
 夏休み中につき,エサは1日3回となりました。子供たちがいる時には,1日8回とか10回とか,いやいやもっとかもしれませんが,休み明けまでこんな調子で我慢していただきます。本当,金魚にしてみたら金魚迷惑な話です。
 理科室に,ネコ型音声温湿度計を置いています。昨日は34度,今日は35度……。電源が入っていると,明るさを感知して,15分に一度くらい,いろんなことをしゃべります。今は突然,「いやだぁ!!」とか「死ぬぅ!!」とか「助けてぇ!!」などと言い続けています。この音声温湿度計,視覚障碍者にとってはめちゃくちゃ便利です。日本点字図書館等で売っていますので,訪れることがありましたら,是非,用具事業部で実物をご覧になってください。子供たちがお気に入りな感じで,ドラネコ君より人気が高いカモ……。
7月29日 月曜日
 金魚は11匹,めちゃくちゃ元気です。ドラネコ氏の百人一首の一番弟子,6年生のOさんが中心となり,毎日毎日エサを与えまくった結果,一番大きなものが,体長6センチを超えました!!口の周りが,フナ色から若干赤味がかってきたとのことです。体長6センチといっても,長くてふわっと広がる尾鰭に肉団子がくっついている感じで,金魚すくいにこの金魚がいたとしても,重くて救えない程度にまで育っております。本当はスラーっと長い方が,最終的には体長は長くなるのですが,肉団子が野球ボール→ソフトボール→ラグビーボール……みたいなのも楽しくていいかなぁ……みたいな。