BGM:第三戦クライマックス 勝敗は運命戦に……
「いまこ」と「すみのえ」の札が,両陣に1枚ずつ残っています。読まれた札は…
今日は平成30年1月6日,宇都宮中央コミュニティーセンターで行われた,東京の滝野川かるた会と,宇都宮市立中央小学校かるたクラブの小学生たちによる,親善かるた大会第三戦の音をマルッと通してご紹介します。ついでに再生ページのリンクの下に,ドラネコ君と南沢さんによる,この試合についての対談がありますのでお楽しみください。
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ドラネコ
「何で序歌の次がいきなりチハヤぁ?」
南沢
「タマタマだよ,タマタマ……。」
ドラネコ
「そういうことって自然に起こりうるんですかぁ」
南沢
「100試合に1回の割合で起こるんじゃぁない?」
ドラネコ
「ところで第三戦の取り札は和歌番号1番から40番までの40枚を使って,空札は20枚だったけど,どうしてそういうことになっちゃったのかな??」
南沢
「時間が押してたから。」
ドラネコ
「いきなり1番から40番までを取り札に使って,残りの60枚からランダムに
20枚の空札を選んで読む何て,しかも同じ札をダブって読まない何てこと,できるんすかぁ?」
南沢
「読み札を使わなければできるんだね,これが。目が見えなくて,点字使用者だからそんなことができるってことも言えるんだけどね。」
ドラネコ
「ふぅん,どんなふうにやんのぉ?」
南沢
「そりゃぁ実際に私が札を読む姿を観察して,その謎をあばくしかないね。ちなみに正面から見ると,仁王立ちして,手を後ろに組んで,ナナメ上を向くようにして読み続けていると思うんだけど……。」
ドラネコ
「あくまで教えてくんないつもりだネ?」
南沢
「そんなこともない。実際に私がどうやって札を読んでいるか,南沢が札を読む
機会を探して,そこへ足を運んで,観察すればいい。」
ドラネコ
「そんな機会ってあるのぉ?」
南沢
「このホームページの新着ニュースでよくおしらせされているんじゃぁないの?」
ドラネコ
「そっかぁ,百星かるた会に行けば,その謎が解けるんだぁ!!」
南沢
「せぇいかぁ〜い!!」
ドラネコ
「だそうです。新着ニュースのページで百星かるた会の定例かるた会をチェックして,南沢さんに会いに来てくださいだそうです。」
南沢
「それで一緒にバリアフリーカルタをやりましょってお話でした。」
ドラネコ
「ところで南沢さん。第三試合の音を通して聴いてみたんだけど,どうしても
<ふくからに>の出だしが「つ」に聴こえるんだけど,これ,どう落とし前つけてくれんのぉ?」
南沢
「<ふ>の子音は無声音といって,風音のような音が最初に入るんだけどさ,それが強いと<ふ>が<つ>に聞こえることがあるんだよね。だけどさ,第三戦を聴き直してもらうとわかると思うんだけど,<つ>ではじまる2枚の札が両方とも読まれた後だから,これは<つ>に間違えようがないはずなんだよね?」
ドラネコ
「ってことは<つ>で始まる二枚の札が出てくる前に<ふ>が来る時の<ふ>の読み方は,<つ>が二枚出た後の<ふ>とは変わって来るの?」
南沢
「そりゃそうだね。2枚の<つ>より先に<ふ>が来ると,おちっこチビッちゃうくらい緊張しちゃうね。で多少マイルドに発音するよう心掛けちゃうね。」
ドラネコ
「今日の録音の試合,実はおちっこチビりそうになって<ふ>の札,後に回した?それからチハヤが1枚目だったのは意図的?何らかの忖度がはたらいてんの?」
南沢
「それはぁ……。実際のところどうなのか,この録音を最初から最後までじっくり聴きながら,皆さんに判断していただきたいところだね。」
ドラネコ
「南沢屋ぁ,おヌシも悪じゃのぉ!」
南沢
「いやいやぁ,ドラネコ様にはかないませんです。」
ドラネコ
「ということで,南沢さんの腹黒さをご堪能ください。」
南沢
「競技者への愛と言ってほしいなぁ……。」
ドラネコ
「じゃぁこの録音の最後の5,6枚は何ですかぁ?説明していただけますかぁ?」
南沢
「……」
ドラネコ
「南沢さんが黙っちゃったところで,今日のバトルトークはドラネコの勝ちということに,あいなりました。次回の対談もお楽しみに!!」
南沢
「勝手に終わってるしぃ……」
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